我が家の全自動洗濯機、東芝の「AW-60GC(W)」。実は、最初から掃除するつもりで分解したわけではありません。
ある日突然、脱水しても水が抜けなくなる故障が発生…。その修理のために分解したのが、そもそものきっかけでした(この排水トラブル自体の原因と直し方は、また別の記事にまとめようと思います)。
ただ、修理のために槽まで開けてみたら…中が想像以上に汚い。
「これ、せっかく開けたし、ついでに洗浄までやってしまおう」と思い立ち、分解掃除に発展したのが今回の話です。確か2007年頃に買ったはずなので、このとき使用歴は約11年。

ゴリゴリとネジを外す
天面パネルを固定しているネジを、プラスドライバー1本で順番に外していきます。

こんなところにもホコリがたまっています。

パネルを開けると、脱水槽の縁が見えてきました。

本体の中はホースや配線もぎっしり。想像していたよりも中身はシンプルです。

パルセーター(洗濯槽の底で回転する翼)を持ち上げるのに苦戦。
つかめるところがないですからね。
ガムテープでつまみを作成。無事に持ち上げられました。

ギョッとする汚れ
パルセーターを外して裏側(ハブ部分)を見た瞬間、かなり引きました。

茶色い汚れがびっしり。11年分の蓄積を一気に見せつけられた感じです。
取り外したネジ類はこんな感じ。全体的にサビサビ。

脱水槽を持ち上げて取り出す途中、本体奥に「2007年」らしき表示を発見。記憶と一致してちょっと安心しました。

そして本命、脱水槽の外側(外槽)の内壁。今回いちばんの汚れどころです。塗装が剥がれ、その上に茶色〜黒の汚れが層になってこびりついていました。

縁の部分も同様に、塗装剥離と汚れ。

取り外した糸くずフィルターも真っ黒…。ここまで来ると、むしろ分解して正解だったなと思えてきます。

ガシガシ洗う
洗剤は特に使わず、小さいブラシ(歯ブラシみたいなもの)でひたすらこすり洗い。脱水槽のスリット部分など、細かい隙間もガシガシと。

こすった部分は、みるみる白さが戻ってきました。

ちなみに、実際に手を動かしていた時間はトータルで90分くらい。写真のタイムスタンプだけ見ると朝から晩までかかっているように見えますが、途中の空白は作業と関係のない用事や乾燥待ちの時間です。念のため。
陽射しでピカピカに乾燥
洗い終えたパーツをベランダに持ち出して、天日干し。

屋外の明るい光の下だと、汚れの落ち具合がよく分かります。

キレイになった洗濯槽の反射がまぶしい。キレイにするって気持ちいい。
脱水槽の側面も、分解直後(さっきの写真)と比べるとかなりきれいになりました。

パルセーター裏側の駆動部。ボルトのサビは残っていますが、こちらは特に問題なさそう。

部品には型番の刻印も。こういう発見も分解ならではの楽しみですね。

サクサク組み立てて電源オン
すべてのパーツが乾いたら、逆の手順で組み立てて完了。電源を入れて、槽の中を確認します。

分解前と比べると、見違えるようにきれいになりました。
一番大変だったのは、脱水槽など底のパーツを本体から持ち上げる作業。掴むところがなくて苦戦しましたが、ガムテープを貼って引っかかりを作り、それを持ち手代わりにするアイデアでなんとか乗り切りました。あとはサビたネジの扱いも、なめさせないよう気を使うポイントでした。
逆に、洗濯機内部の構造自体は思っていたよりシンプル。外すネジの数も、予想より少なくて済みました。
使った道具はプラスドライバーと小さいブラシだけ。洗剤も含めて新たに買ったものはなく、費用は0円。ただ、高圧洗浄機があればもっと楽に、もっと綺麗にできたかもしれないな、というのは今回の心残りです。次にやる機会があれば試してみたいところ。
今回はもともと排水トラブルの修理がきっかけでしたが、分解のついでに槽の中まで洗浄できたのは、思わぬ収穫でした。肝心の排水トラブルの直し方は、また別の記事で。





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